参道利用についてのお願い

速さより、敬意を。いつでも、参拝者ファーストで。

Philosophy

参道は、コースである前に、祈りの道です。

太郎坊チャレンジの舞台となる太郎坊宮の石段は、およそ1400年ものあいだ、人々が一段一段、祈りを込めて登ってきた道です。勝運を願う人、家族の健康を願う人、大切な節目にお参りする人。参道は今日も、そうした方々の祈りの道であり続けています。

私たちアスリートは、その道を「走らせていただいている」──太郎坊チャレンジは、太郎坊宮のご理解とご厚意の上に成り立つ大会です。だからこそ、この大会がいちばん大切にしたい価値観を、はっきりと言葉にします。

速さより、敬意を。
強さより、美しさを。
記録より、感謝を。

石段を駆け上がる私たちの姿が、参拝の方に「気持ちのいい人たちだな」と感じていただけること。それが、どんな好記録よりも、この大会と競技の未来をつくると信じています。

Six Requests

参道での練習、六つのお願い

大会に向けて自主練習で参道を使わせていただくときは、次の六つをお守りください。

  1. まず、一礼から。

    鳥居をくぐるときは立ち止まって一礼を。練習を始める前には、できればご本殿にお参りください。「走らせていただきます」の気持ちが、その日の練習をいちばん良いものにしてくれます。

  2. 参拝の方が、いつでも最優先。

    参拝の方の姿が見えたら、走るのをやめて歩き、端に寄って道をお譲りください。すれ違いざまに走り抜けたり、背後から駆け寄ったりするのは、思っている以上に怖いものです。会釈と「こんにちは」を添えて。

  3. 時間帯を、選ぶ。

    参拝の多い日中や、お正月・七五三・ご祈祷やお祭りなどの行事の日は、練習をお控えください。おすすめは参拝の少ない早朝です。ただし、ご近所と境内の静けさへの心配りも忘れずに。

  4. タイム計測は、大会と公式練習会で。

    参道でのタイムアタックや全力の駆け上がりは、ご遠慮ください。安全を確保した上で思いきり計測できる場として、公式練習会と大会当日をご用意しています。ふだんの参道では、ゆとりのあるペースで。

  5. 静けさも、境内の一部。

    大きな掛け声やスピーカーでの音楽、大人数でのにぎやかな練習はお控えください。少人数で、静かに。石段の音と風の音が聞こえるくらいが、ちょうどいい練習です。

  6. 帰りも、美しく。

    ゴミは必ず持ち帰り、汗を整えてから、最後にもう一度ご本殿の方角へ一礼を。「来たときよりも美しく」が、太郎坊チャレンジの流儀です。

Our Promise

太郎坊チャレンジが目指しているのは、
「日本一速い大会」ではありません。
「日本一、神様と参拝者に愛される大会」です。

私たちより先に、この石段を1400年登り続けてきた人たちがいて、
私たちのあとも、この石段を登っていく人たちがいます。
その長い列に、そっと加えていただく。
それが、参道を走るということだと思うのです。

一段への敬意は、一段の速さに勝る。
次にお参りするどなたかのために、今日も美しい一段を。

太郎坊チャレンジ実行委員会